エルズ [編集]

大陸の南東に位置する島にある独立都市。代々の風の巫女「エア」を指導者として頂く宗教都市国家であり、荘厳な神殿と、その最奥に風の精霊神の座所がある。エアの「千里眼」によって都市を襲う全ての危機は回避されると考えられており、国民性もどこか大らか。エアは政策には直接携わることはなく、エアによって下された神託を、14の氏族の長からなる下部円卓会議によって政策に盛り込む形となる。また、貿易に関して各ギルドが取り仕切っており、ギルドの影響が強い地でもある。
千里眼を持つエアの元には、その守護として三竜の一柱、「翔王」が座している。
かつて魔法王国ラドラスが衰退し、水の巫女ネイの裏切りによってラドラスがアルレシアに滅ぼされた際、風の巫女エアによって率いられ、ラドラスを脱出した40の氏族がエアの受けた神託によって海を渡り、定住の地として作り上げた都市。