エンディング一覧
ネメアED 二人の勇者 [編集]↑
オルファウス
「そうですか。あの子とともに、
この海の向こうを目指しますか。
(主人公、頷く)
ふふふ、あの子が、
自分の旅に他人を誘うなんて、
本当に珍しい。
いや、ひょっとしたら、
あの子が***の旅に
ついていくということなのかも
しれませんね。
今だから言いますが、あの子は、
内心いつも悩んでいました。
その、どこか近寄りがたいような
雰囲気のせいもありますが…。
これまでネメアが要求されてきたものは、
その名の重みであるとか、
卓越した強さであるとか…
何にせよ、ネメアという人間
そのものではないことが多かった。
強くあるということは、
同時につらいことでもあり、
強いまま生き続けるというのは、
とても難しいことなのです。
…いや、それは、あなたが一番よく
知っていることですね、
***?
(主人公、頷く)
あなたと出会えて、あの子は、
心のくびきからようやく
解き放たれようとしているのでしょう。
この一連の戦いで何かを
得たというのは、
あの子も一緒だったというわけです。」
(ネメア登場)
***、そろそろだ。
(主人公、頷く)
…父よ、何と言おうが、
あの時死のうとしていた私を救い、
育ててくれたのは、あなただ。
そのことには感謝している。
しかし、この旅に出れば、
もうあなたには…。
オルファウス
「ふふ、今度こそ、
お土産を待っていますよ、ネメア。」
………………。
フッ、あなたらしい別れの言葉だ。
では行こうか、***。
行ける限り、地の果てまでも。
(主人公、オルファウスを見ながら大きく頷く)
Fin.