エンディング一覧

エストED 新たなる挑戦 [編集]

(乙女の鏡にて発掘作業をしている主人公。立ち上がり、エストに近づく)

ん?何か見つかったのかい?
***助教授?

(エスト、作業の手を止め立ち上がる。主人公、何かを見せる)

これは…また妙な質感の石だね。
小さいけど、ずいぶん重いし…。

…ん?
あれっ…?

…すごい。
これは、すごい大発見かもしれないよ、
***!

(エストと主人公、湖の方を向く)

いい?これは明らかに岩石だ。
でも、ここ見て。
ガラスみたいにすべすべしてるよね?

(頷く主人公)

火山性の鉱物じゃないかって?
うん、確かにそういうことはあるよね。

だけど、ここは火山じゃないし、
岩自体、火山とは無縁の種類さ。

(頷く主人公。二人向き合う)

でも、岩をも溶かすような
超高熱がここで発生しないかぎり、
こんな岩はできないはずだ…

(主人公考え込み、何かを発言)

やっぱり君もそう思うかい?
…僕とおんなじだ!

この辺りには、超古代…
今の文明が生まれるより
はるか昔に、
華やかな謎の王朝があったという
伝説がある。

しかし、今は、ご覧のとおり。
王朝はある時、
跡形もなく滅んでしまったらしい…。
どうしてなのか?
どうやってなのか?

いいかい、驚かないでおくれよ、
***。
僕はね、この王朝が、
ものすごく高度な兵器を用いた戦争で
滅んだんじゃないかって、
にらんでるんだ!

(驚く主人公)

そう。口で言っただけなら、
学会では相手にされない説だよね。

だけど、ここに、
君が見つけたこの石がある!
よく調べれば、さらに…。

(セバスチャン登場)

セバスチャン
「エスト様、
お約束の日時となりましたので、
お迎えに参りました。
そろそろ、ロストールへ…」

うーん。せっかくだけど、
それどころじゃないんだ。

(エスト歩いて別の場所で発掘作業)

セバスチャン
「し、しかし…
そこを何とかなりませんか。
貴族院のお集まりが…」

じゃあ、セバスチャンも、
僕たちの発掘調査を
手伝ってくれるってのはどうかな?
そうすれば、早く帰れるかもね。

セバスチャン
「手伝うと申しましても…」

(セバスチャン、きょろきょろしながら)

まさか、湖に潜るなととは…」

(エスト、立ち上がって頷く)

うん、もちろんそのつもりだけど。

(ガクッとするセバスチャン)

セバスチャン
「ああ…。」

(エスト、主人公の方を向く)

***、こんな説はどうかな。
この湖は、太古の超兵器が
炸裂した爆心地じゃないのか…?
ひょっとすると、この湖底には、
僕の新学説を裏付ける鍵が
眠ってるかもしれないよね。

(主人公、頷く)

だとしたら、凄いよ!
世界の歴史が
ひっくり返るかもしれない!
これは刺激的だっ!

(走って行くエスト。セバスチャン、肩を落とす)

セバスチャン
「はあ…。
リューガ家のあるじになられる方が、
あんなに泥だらけで…
私は心配です。」

(エスト、声だけ)

***も、準備して。
日が暮れるまでには、
調査を終わらせなくちゃ!

セバスチャン
「めまいがいたします…。
ああ…。」

(セバスチャンよろよろ。主人公笑う)

Fin.