エンディング一覧
フゴー夫妻ED 世界一の冒険家 [編集]↑
(フゴーの屋敷内にて)
ダイダロ
「これは、実に素晴らしい!
この尋常でない色あい、デザイン…
まさにガルドの頭飾り、
本物に間違いありません。
良い値で買い取らせていただきます。」
(主人公頷く。ダイダロ、フゴーの方を見る)
いつもながら
***の手際は見事じゃのぉ。
ほーっほっほっ、
そーですわねー。
(主人公、ダイダロのほうを見る)
ダイダロ
「私などが言うまでもなく、
***様は、世界でも
超一流の冒険家でいらっしゃいます。
…フゴー様、よい機会、
例のものも依頼なさってみては?」
ほぉぉ、例のものをのぉ。
しかし、あれはのぉ。
無理じゃのぉ。
ほーっほっほっ、
そーですわねー。
(主人公考え込む。ダイダロ、主人公の方へ向き直る)
ダイダロ
「失礼いたしました。
***様、では、お礼を…。
(ダイダロ、お礼を渡す。主人公、何かを聞く)
例のもの、でございますか?
いえ、それは…。」
(ダイダロ、フゴーの方を見る)
***が聞きたいのなら、
仕方がないのぉ。
ほーっほっほっ、
そーですわねー。
(ダイダロ、主人公へ向き直る)
ダイダロ
「わかりました、
お話しいたしましょう。
竜の牙というものを、
ご存知ですか?
(主人公、考えて首を振る)
いかにも、世界にまたとない、
知られざる宝物です。
どんな劫火にも焼かれることなく、
この世のどんな物質をもってしても
傷ひとつつけることができない
という代物…。
古代、
王たちは国を売ってでも
手に入れたいと言われたとか。」
欲しいのぉ。
竜の牙、手に入れてみたいのぉ。
ほーっほっほっ、
そーですわねー。
ダイダロ
「しかし、それがどこにあるか、
どんなものなのかすらも
伝わってはいません。
大変なご苦労になるでしょうし、
おそらく…。
それでもお探しになりますか?」
(主人公頷く)
さすがは***だのぉ。
世界一の冒険家だのぉ。
ほーっほっほっ、
そーですわねー。
(ダイダロ、頷く)
ダイダロ
「フゴー様の
おっしゃるとおりでございます。
危険な旅…
***様、どうかご無事で。
(主人公、頷き走り去る。ダイダロ、フゴーの方へ向く)
フゴー様、
***様は、
無事に竜の牙を手に入れ、
戻られるでしょうか?」
まったくわからんのぉ。
今まで、何十人も行ったがのぉ、
生きて帰ってきた者が、
ひとりもおらんからのぉ。
ほーっほっほっ、
そーですわねー。
ダイダロ
「なるほど。
しかし、それでも冒険へとおもむく。
それが世界一の冒険者…。」
どえらいのぉ。
たいしたもんじゃのぉ。
ほーっほっほっ、
そーですわねー。
ほーっほっほっ。
(フゴー&フゴー夫人、立ち上がって笑う)
Fin.