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ヴァイライラED　大切な、私の何か [編集]↑

（街道を歩く主人公、先にはヴァイライラ）

＊＊＊様、
お待ちしていました。

（主人公、何かを探す）

ヴィアですか？ヴィアには、
一歩先に行ってもらっています。

きっと今頃、私のことを探しているとは
思いますが…。

どうしても＊＊＊様に、
お話しておきたいことがあったのです。
旅立ちの前に…。

（背を向けるヴァイライラ）

戦いの日々は、終わりました。
でも、まだ何か、心の中で
くすぶってはいないでしょうか？

（考え込む主人公、ヴァイライラ振り向く）

不思議なのです。
情報を整理すればするほど、
そのくすぶりは赤々と燃え上がる…。
…起きるはずのない事件が起き、
解決するはずのない事変が解決していて、
しかもそれが誰のせいでもないのです。

＊＊＊様達のご活躍により、
戦乱は終結し、
世界は復興しようとしています。
でも、私の心に、まだ本当の終わりは
訪れていないのです。

そのために…その答えを探し出すために、
私は、あてもない旅へ…
出ようと思います。

心…心のカケラ…。
あの時なくした…たいせつな…。

ごめんなさい、
自分でもわからないんです…。

あの時っていつなのか…。
心のカケラって、何なのか…。

でも、それがあるということだけは、
なぜかわかるんです。
わかるから、探さなくてはいけないの。

えっ…。
手伝って…くれるのですか？

（頷く主人公）

ありがとう…ありがとうございます、
＊＊＊様。

＊＊＊様と一緒なら、
きっと…きっと…！

（ヴィアリアリ、走ってくる）

ヴィア
「もう、ヴァイ、探したよ！
こんなところで、何して…
あっ！」

（ヴァイライラ、ヴィアリアリの方を向く）

ごめんなさい、ヴィア。
改めて出発としましょう。
私たちの旅を。

（ヴァイライラ、主人公の方を向く。三人頷く）

きっと、見つかるわ。
私たちの心のカケラ…。
忘れてしまった、大切な何かが…。

Fin.