[[エンディング一覧]]

***ゴブゴブ団ED ゴブゴブ団、前進 (女主人公) [#q0403578]
 
 (暗闇)
 
 ガント
 「必殺技だゴブー!」
 
 (打撃音)
 
 場所:屋敷 戦闘態勢のゴブゴブ団 倒れているフゴー夫妻 ダイダロ
 
 フゴー
 「むにゅー…。」
 
 フゴー夫人
 「ほーっほっほっ、
 むにゅー、ですわねー。」
 
 (起きあがるフゴー夫妻)
 (戦闘態勢を解くゴブゴブ団)
 
 ダイダロ
 「お見事です。
 フゴー様、例のお言葉を…。」
 
 フゴー
 「たくさん珍しい品を
 持ってきてくれたのぉ。」
 
 ダイダロ
 「あなたは、私たちに
 英知を示してくれました。」
 
 フゴー
 「ロストールの復興、
 リベルダムの復興に
 大きな貢献をしてくれたのぉ。」
 
 ダイダロ
 「そして、博愛心とその強さを
 示してくれました。」
 「あなた方こそ、
 ストラスエッジの所有者に
 ふさわしい。」
 
 (ダイダロとガントが向き合い、ダイダロが手を差し出す)
 
 ゴブゴブ団はストラスエッジを手に入れた。
 
 (マルーンと向かい合うガント)
 マルーン
 「だ、団長、ついにやったゴブ。」
 
 ガント
 「我ら誇り高いゴブゴブ団は
 ついにその悲願をかなえたゴブ。」
 「我らゴブゴブ団こそ、
 世界一のパーティだゴブ!」
 
 マルーン
 「団長! お祝いするゴブ!
 ごちそうゴブ!」
 「雨の日も風の日も
 ゴブリン質になった日も
 諦めずにがんばってきてよかったゴブ!」
 
 ガント
 「マルーン!
 さっそく宿屋の手配を命じるゴブ!
 最高の食事を揃えるゴブ!」
 
 (出口の方を向くマルーン)
 (マルーンの方を向くオルナット)
 
 マルーン
 「団長! いってくるゴ…」
 
 (両手で訴えるオルナット)
 オルナット
 「まだゴブ。」
 
 (オルナットの方を向くガントとマルーン)
 マルーン
 「なにをするゴブ?
 急がないと晩ごはんに
 間に合わないゴブ。」
 
 オルナット
 「ごちそうは食べたいゴブ。
 でも、リベルダムにはおなかを
 すかせた人が一杯いるゴブ。」
 「ごちそうでなくても、
 おなかは一杯にできるゴブ。」
 「ごちそうを食べるのに使うお金を
 分ければ、おなかをすかせた人が
 何人か教えるゴブ」
 「おなかをすかせた人が
 いなくなってからでも
 ごちそうはきっと食べれるゴブ。」
 
 (少しの間)
 マルーン
 「…す、凄いゴブ。
 オルナットがごちそうを
 あきらめたゴブ!」
 
 ガント
 「…オルナットの言うことが正しいゴブ。
 我ら誇り高いゴブゴブ団は、
 飢えと貧困と戦ってきたゴブが、」
 「まだ、完全に勝利していないゴブ!」
 
 (向かい合うガントとマルーン)
 (両手で訴えるガント)
 ガント
 「マルーン! ごちそうを変更して
 炊き出しの準備をするゴブ!」
 
 (頷くマルーン)
 マルーン
 「だ、団長…
 自分は今ほどゴブゴブ団に入って
 誇らしいと思ったことはないゴブ!」
 「行ってくるゴブ。」
 
 (出て行くマルーン)
 
 (ダイダロの方を向くガント)
 ガント
 「フゴー殿、ダイダロ殿。
 というワケで、
 ゴブゴブ団は前進するゴブ。」
 「ゴブゴブ団を認めてくれたことは
 嬉しかったゴブ。
 では、さらばゴブ!」
 
 (出て行くガントとオルナット)
 (主人公が入ってくる)
 ダイダロ
 「なるほど…
 あなたが彼らを推薦した理由が
 わかるような気がします。」
 「種族や国を超えて助け合う彼らこそ、
 あらたなる世界に相応しい人材
 なのかもしれません。」
 
 フゴー
 「そうかもしれんのぅ。」
 
 フゴー夫人
 「ほーっほっほっ、
 そうですわねー。」
 
 ダイダロ
 「彼らにはまだまだ苦難の道が
 待っているでしょう。」
 「あなたのような人が彼らの力に
 なってくれることを望みます。」
 
 (マルーンが入ってくる)
 マルーン
 「主人公!
 鍋の用意ができたゴブよー。」
 「野菜を切るの
 手伝って欲しいゴブー!」
 
 (出て行くマルーン)
 (肩をすくめる主人公)
 
 Fin.