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***クリュセイスED(女主人公用) 順風満帆 [#ra6dd29a]

 (リベルダムの酒場にて)
 
 酒場の主人
 「おや、***じゃないか。
 久々だな。いつものお茶でいいかい?
 
 (主人公、頷く)
 
 ああ…いよいよ、
 次の旅に出かけるのか。
 
 そうか、寂しくなるな。
 俺はいいが、きっとあの娘は…。
 
 ほとぼりが冷めてみりゃ、
 ふびんでな。
 
 蝶よ花よと育てられたお嬢様に、
 解放軍の首領なんて務まるもんか…。
 そうは思わないか?
 
 (主人公、頷く)
 
 あの娘…クリュセイスの世界は、
 まるきり変わっちまったんだろうな。
 これから、いったい…。」
 
 (クリュセイス登場)
 
 やっと見つけたわ、
 ***!
 
 (クリュセイス、カウンターの上の主人公の飲み物を見る)
 
 わたくしから逃げて、
 ヤケ酒でもしているかと思えば…
 またお茶?
 
 (主人公に詰め寄るクリュセイス)
 
 では、私に断りもなく勝手に
 宿舎からいなくなったのはなぜ?
 
 (後退りする主人公)
 
 それに…その旅装束は何よ?
 
 (主人公背を向ける)
 
 ***、
 わたくしにだって、
 それくらい分かります。
 また旅に出るつもりなのでしょう?
 新しい土地、新しい世界へ。
 わたくしを置き去りにして、ね。
 
 わたくしも行きます。
 
 (主人公振り向いて後退りし、首を振る)
 
 そう言われるだろうと思ってたわ。
 でもね、思い出して、
 ***…。
 
 あの戦乱を日々を。
 
 わたくしに違う世界を
 見せてくれたのは、
 あなたじゃなくって?
 
 …結局、わたくしはこの世界の一部分、
 ほんのちいさな世界しか知らない。
 
 もっともっと世界を見て回り、
 知らなければ…。そのために、
 旅に出たいと思うのです。
 
 (主人公、首を振る)
 
 いいえ、もう決めました。
 仕事の引継ぎも終わってるわ。
 
 …一緒に…来てくれない?
 
 (主人公仕方がないなといった調子で頷く)
 
 ありがとう***…
 とてもうれしいわ。
 
 実はもうわたくしの
 旅支度も済んでるの。
 外に置いてあるわ。
 
 さあ、行きましょ、
 ***!
 
 (女主、やれやれといったポーズ、酒場の主人笑う)
 
 Fin.