[[エンディング一覧]]

***ヴァイヴィア姉妹ED 真実の狩人たち [#g465fd2f]

 (猫屋敷の外に主人公とオルファウス)
 
 オルファウス
 「いよいよ行ってしまうんですね***」
 
 (主人公頷く)
 
 オルファウス
 「さびしくなりますね。今度の旅の目的は…。」
 
 (主人公、説明しようとする)
 
 (ヴィア、外に出てくる)
 
 ヴィア
 「ほら!早くしなって、ヴァイ!
 もうお兄ちゃん出発しちゃってるかもしれないよ!」
 
 (ヴァイ、外に出てくる)
 
 ヴァイ
 「大丈夫よ。だいたいの時間は調べがついてるんだから。」
 
 ヴィア
 「だって、もしも気が変わって早く出発してたらどうするのよ!
 お兄ちゃん、ああ見えてももの覚え悪いんだから。」
 
 ヴァイ
 「なに言ってるの。ヴィアがあわてて
 旅の装備をそっくり忘れたのがいけないんでしょう?
 それとね、ヴィア、お兄ちゃんじゃなくて
 ちゃんと***様とお呼びな…」
 
 (ヴァイとヴィア主人公とオルファウスの方を見る)
 
 ヴァイ
 「 ***様!」
 「***様!」
 
 ヴィア
 「お兄ちゃん!」
 
 ヴァイ
 「あの…これはその、なんと申しますか…。」
 
 ヴィア
 「違うの、お兄ちゃん…じゃなくって***様…。」
 
 (主人公、身振り手振り)
 
 ヴァイ
 「ご安心ください、***様、陛下のお許しはいただいております。」
 
 ヴィア
 「お兄ちゃんが…じゃない、***様について
 戦乱で荒廃した各地を見て回り、報告するのが
 私たちの仕事なの。で、ついでに…」
 
 ヴァイ
 「どこか埋まらない心のすきまを、その欠片のようなものを
 見つけられたらいいと…。」
 
 (主人公、身振り手振り)
 
 ヴァイ
 「はい。厳しい旅になるだろう事は承知しております。
 それでも私は主人公様について行きたいのです。
 主人公様とならば、見つかる気がするのです。
 忘れてきた心の破片が…。」
 
 ヴィア
 「あっ、またヴァイだけお兄ちゃんに媚売ってる!」
 
 ヴァイ
 「媚って…。いい、ヴィア、あのね、私たちは遊びにいくわけじゃないの。」
 
 ヴィア
 「そんなのわかってるわよ!でも、だいたいヴィアは…。」
 
 オルファウス
 「退屈しない旅になりそうですねえ、***?」
 
 (主人公、頭を掻く仕草)
 
 オルファウス
 「忘れるは、人の常。忘れられぬは、人の業…そう言います。
 見つかるかどうか、わかりませんよ?それでも行くんですね?」
 
 (主人公頷く)
 
 オルファウス
 「今さら、わかりきったことでしたね。」
 
 (主人公頷く)
 
 オルファウス
 「さあ、ではお行きなさい。忘却のかなたへ。」
 
 (主人公フィールドの外へ走っていく)
 
 (オルファウス、ヴァイヴィアの方に向く)
 
 オルファウス
 「お嬢さん方、主人公はもう出発しましたよ?」
 
 ヴィア「えっ?」
 
 ヴァイ「えっ?」
 
 (ヴァイヴィア、オルファウスの方を向く)
 
 ヴィア
 「ありがとうございました!」
 
 ヴァイ
 「ありがとうございました!」
 
 ヴィア
 「待って!お兄ちゃん。」
 
 ヴァイ
 「お兄様!」
 
 (ヴァイヴィア主人公追ってフィールドの外へ)
 
 オルファ
 「フフフ、いってらっしゃい…。若き真実の狩人たちよ。」
 
 Fin.