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イークレムンED いつも変わらないもの (女主人公VER) [編集]

場所:アキュリュースのベンチ前? イークレムンが一人でいるところに、主人公が走ってきて向かい合う

イークレムン
「主人公様。
ようこそ、水の神殿へ。」
「お久しぶりです。
何かあれから
お変わりはありませんでしたか?」

(両手で訴えかける主人公)
(頷くイークレムン)
イークレムン
「そうですか…。
あれだけの大事件が
起こったのですものね…。」
「色々なことが変わり、
大勢の人たちの
生き方が変わるというのも、」
「仕方のないことなんでしょう。」

(考え込む主人公)
(両手で訴えかける主人公)
(胸に両手をあてて下を向くイークレムン)
イークレムン
「ええ、私もそう思います。
変わったと言っても、
今、世界には、
「明るい兆しが見えています。
ここからでも、
それがはっきりとわかります。」

(元の姿勢に戻り、天を仰ぐイークレムン)
イークレムン
「ここから見る世界は、
まるで水面に映じて
ゆらめく光のようです。」
「私は、ずっとここで
それを眺めている。」

(元の姿勢に戻るイークレムン)
イークレムン
「主人公様は、
そんな私を、変わらず
この神殿に訪ねてくださいました。」
「世界は変わっても、
私たちは、
あまり変わってはいないのですね。」
「フフフ…。」

(笑うイークレムン)
(片手で訴える主人公)
イークレムン
「そうですね。
時々、声をかけてくださる方も
いらっしゃいます。」
「こんなところで閉じこもって、
外の世界の広さを
見ないのはもったいないことだ、と…。」
「でも、私、最近特に思うんです。
変わることも大切ならば、
また、変わらぬことも、」
「同じくらい
大切なことじゃないのかって。」
「昔の方々が、
一生懸命私たちに伝えようとしたこと…」
「長い歳月が流れ、
世の中の風景がどんなに変わっても、
それにはきっと意味がある。」
「その思いを無駄にしてはならないと…
そう信じて、ここにいるのです。」
「ちょっとおばあさんのようだと
笑われてしまいそうですけれど。」
「これからも、私はずっとここにいます。
ミズチの魂と語らい、
水のせせらぐ音を聞いて、」
「ゆっくり、生きていくことでしょう。」
「旅の途中、
いつでも立ち寄ってください。
たくさん、お話をしましょう。」
「いつでもここで、イークレムンは、
主人公様のことを
お待ちしております…。」

(頷く主人公)
(頷くイークレムン)

Fin.