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アトレイアED はじめてを一緒に (女主人公VER) [編集]

場所:アトレイアの部屋

(アトレイアが一人いる部屋へ侍女が入ってくる)

侍女
「女王様、はじめてのお務めは
いかがでしたか?」

(胸に両手をあて下を向くアトレイア」
アトレイア
「…とても緊張しました。
周りのみなさんが私のことを
見ているのですもの。」

侍女
「それはきっと、女王様のことを
とても魅力的な方だと、
みなさまが思われたからですわ。」

(元の姿勢に戻るアトレイア)
アトレイア
「私が…魅力的?」

侍女
「はい。」

(頷く侍女)(横を向くアトレイア)

アトレイア
「(魅力的…? 私が…?)」

(アトレイアの左正面に行く侍女)
侍女
「どうされたのですか、女王様?」

(侍女の方を向くアトレイア)
アトレイア
「い、いえ、なんでもありません。
少しぼうっとしてしまいました。」

侍女
「きっと、はじめてのご体験で
お疲れになったのでしょう。
今日はごゆっくりとお休みください。」

(頷くアトレイア)
アトレイア
「ええ、どうもありがとう。」

(礼をする侍女)
侍女
「それでは、失礼いたします。」

(部屋から出て行く侍女)
(窓の方に行くアトレイア)
アトレイア
「今日は本当に、疲れたわ…。
文書の最後に署名を書くだけだった
けれど、少し曲がってしまったし…。」
「もっと、がんばらなくては。」
「………………。」
「それにしても…
私が、魅力的だなんて…。」

(ドアノブを回す音)
アトレイア
「あ、主人公様ですか?
どうぞ、お入りになって。」

(部屋に入る主人公)
(敬礼する主人公)
(深く礼をする主人公)
(深く礼をするアトレイア)
アトレイア
「主人公様も
今日は一日、ご苦労様でした。」
「そうだ、ちょうどよかった。
主人公様に聞いて…」
「ああ、でも、
こんなことを聞いてもいいのかしら?」

(両手を前に出し受け止める仕草をする主人公)
アトレイア
「………………。」
「主人公様!」

(後ずさりし、敬礼する主人公)
(主人公の方へ歩くアトレイア)
アトレイア
「あの…あの、私は、
魅力的、なのでしょうか?」

(考え込む主人公)
アトレイア
「同じ女性でも、
主人公様だから
聞けるのです。」

(うなだれるアトレイア)
アトレイア
「主人公様の意見だから、
まっすぐに受け止められると
思うのです。」

(元の姿勢に戻るアトレイア)
アトレイア
「ど、どうか、素直な御意見を。」

(頷く主人公)
アトレイア
「本当? 嬉しいです!」

(後ろを振り向き、思い詰めるアトレイア)
(頭をかく主人公)
(主人公の方を向くアトレイア)

アトレイア
「おかげで、胸のつかえが取れました。
隣の間へ移りましょう。
お茶のしたくができている頃です。」
「そこに用意してあるクッキーは、
あの…私が今朝初めてひとりで
焼いたものなのです…。」
「うまくできたの思うので…
どうか、一緒に召し上がってください。」

(頷く主人公)
アトレイア
「ありがとう…。
では、隣の間でお待ちください。
支度をして、すぐに行きます。」

(敬礼する主人公)
(出て行こうとする主人公)
アトレイア
「あの、主人公様。」

(アトレイアの方を向く主人公)
アトレイア
「これからも、変わらず
私の隣にいてくださいますよね?」
「変わらぬ強さと素敵なりりしさを、
このアトレイアに
示してくださいますよね?」

(頷く主人公)
アトレイア
「あなたがいらしてくれれば、私、
何事にも安心して挑戦できそうです。」
「嬉しいです、主人公様。」

Fin.